農家の小正月


五か月ぶりの更新となります。
年も明けてしまいました。
 
実は、今月末に出産を予定しており体調が安定せず、
実家の陶器店と嫁ぎ先の農家の両方の仕事があまり出来ずにひたすら子供を迎える準備や新しい家族との家事分担の勘考、定期健診などと取り留めのない毎日を過ごしていました。
昨年の10月には、行っていなかった結婚披露宴も開くことができました。
※ちなみにその時の一枚がこちらです。
 
進捗のゆっくりな5カ月でしたが、私としてはとても大切な時間を過ごさせていただきました。
 
さて、上の写真は、13日に家族で協力して作った、農家の小正月の飾り付けのスナップです。
 
椅子に括り付けられているのは竹の枝で、枝先には伸してさいの目に切った餅を挿します。
これが「餅花(もちばな)」と言われる農家伝統の小正月飾りだそうで、豊作を願って毎年作られます。
椅子の座板部分にお盆に乗せられているのは、米の粉を水で練って蒸したもので作った蚕の繭の形や、野菜の形の「まゆ玉」です。
餅花もまゆ玉も、小正月が終わると茹でたり揚げたりして豊作を願いながらいただきます。
 
15日の朝にはおかゆを作り、食べる前に、市田柿の原材料となる柿の木の幹に塗りました。
これも、柿の豊作を願った南信州の農家ならではの習わしです。
 
年末・年始こそ体調などの関係で今年は実家に帰っており今まで通りでしたが、私にとっては農家の正月行事を体験出来ることがとても新鮮です。
 
今年は私の住む地域では比較的積雪が少なく農作業を進める上では助かっているそうです。
しかし、北陸や九州などの一部では例年にない大雪が積もり、センター試験や本試験の会場に向かわなければならない学生さんや通勤のサラリーマンなどはとても苦労しているようですね。
世の中が発達して便利になっても、天候や災害などの自然には逆らえず、季節の行事を大切にして神仏に祈る農家の人の気持ちもとても深く理解出来ます。
 
久しぶりのブログの更新でとても堅い内容となってしまいました。
出産をしてしばらくは、子供の世話が忙しく再びブログを更新させていただくのはまたしばらく先になりそうです。
 
明後日は、かのうや陶器店の店主である私の実母は、名古屋市で行われる陶磁器の新商品展示会に出掛ける予定です。
各メーカーや窯元で考案された器の中でこれはと思ったものを手合わせして、それらが3月初旬頃から店頭に並ぶことになります。
 
私も子育てや嫁ぎ先の農業の手伝いなどをしながら、許される時間の中で精一杯素敵なテーブルウェアの提案をしていきたいと思いますので、どうか、今後とも当店をよろしくお願いいたします。
生活様式が変わることで、今までにはない色合いが店作りに現れてくるといいな。
 
 
 
 
 
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小さな常春の空間

2016-12-11-1
お久しぶりです。
まず、蔵出し市に沢山のお客さまに足を運んでいただいたことに厚く御礼申しあげます。
 
しばらくブログの更新が滞っていました。
この頃は、先日のブログでもお話ししましたように市田柿作りに精を出しています。
ここ10日くらいは吊るし柿を干し棚から下ろしてパック詰めする工程です。
作業をしているうちに毎日があっという間に過ぎてゆきます。
 
2013年から週2回のペースで更新させていただいていたブログですが、近頃筆が進みません。
(今風に表現すればキーボードをたたく指が進みません。)
よく綴っていた食生活のことと言えば、今年も源助かぶ菜の漬物を漬けました。
また、夕食には野菜たっぷりの鍋物などを頻繁にいただいています。
しかし、そう言ったことはなぜか記事にする気が起きないのです。
 
先ほどもお話ししましたように、昼間は市田柿を下ろしたり詰めたりの繰り返しです。
そんな中、本日は大型ハウスに久しぶりに入ってみました。
そうしたら、私が蔵出し市で忙しくしている間に農家のKさんと、Kさんのお母さんが頑張って植えたトマトの苗が黄色い花を咲かせていました。
これを見た瞬間、ブログ記事にしてみたいな、と思いスナップを撮りました。
 
このトマトの木は、来年3月のに赤い実を付けます。
例年よりも早く寒気が強まり昼間でも冷え込みが厳しい南信州ですが、この暖かなハウスの中で元気に育ち小さな花を付けるトマトを見たら何だか元気が湧いてきました。
 
陶器屋の仕事の他に農業のお手伝いも始めて、平素は店に立ち手隙の暇があれば収穫などをして以前よりゆっくりとした時間が取りにくくなりました。
しかし、たまにこんな瞬間があることで心が癒されます。
 
「テーブルウェア含めた素敵な食卓の研究」が私のライフワークの一つですが、器の職人はもちろん、作物の生産者にまで思いをめぐらせて感謝しながらよりよい食卓作りができたら素敵だなぁ、と考えた今日でした。
 
 
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干し柿作りが始まりました

2016-10-31-1
 
昨年はパック詰めをお手伝いした干し柿作りです。
今年は、皮むきから参加させていただいています。
 
南信州では「市田柿」と言う商標の干し柿が全国的にも有名です。
市田は飯田市に隣接する高森町にある一部地域の名前ですが、飯田・下伊那地域で地元の柿を使って作られた干し柿が「市田柿」と言われています。
 
機械がなかった昔は一つ一つ手で皮をむいていたそうですが、現在では大変便利になっていおり私も土・日曜日は連日1800個の皮むきをしました。
 
こちららの農家さんでは吊るす作業も熟練の方がしておりあっという間にこのように美しい柿すだれを見ることができました。
 
これから一ヶ月は柿むき作業・12月に入ればパック詰め作業が忙しくなります。
おっと、本業の陶器店の方も力を抜かないように頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします^^
 
 
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